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笑って泣いた日
それは昨年9月のまだ暑い日の日曜日の出来事。

息子は今年になってからソフトボールを習っていて、主人はそのお手伝いコーチをして
いる。そんなわけで、土曜、日曜日には朝から二人のお弁当を作って送り出すという
仕事が増えていた。

しかし、その日は送り出したあとに、どうっと疲れが出てしまい、リビングにある低い
テーブルのところでヨコになって午前中を過ごしてしまった。
午後になって、主人と息子は元気に帰ってきたけれど、ワタシの調子が悪いので、
ダンナと息子は午後からどこかへ外出することにしたらしい。
(仕方がないのは分かっているけど)何となく疎外感があって寂しい気持ちとイライラし
たような気持ちが少し心の中に起こっている。
出かける間際に、ダンナはTVを落語の番組に変えた。自分で見るわけでもないのに、
何となくかけたというカンジだった。それからすぐに出かけて行ってしまったので、
「なによう。見ないんだったらちゃんとTV消してけ〜!」って言いたかったけど、そんな
気力もなかったので、寝ぼけた頭で、何となくTVの落語を見ていた。

「私は、最近落語を話す時、お客さま方を見るのが楽しみです。それはお客さま方が
私の姿を映す鏡だからなんですよ」
へ〜え、ずいぶん悟った落語家だなあ。昔から笑点とかでよく見掛ける有名な落語家
じゃないか。この一言で、何となくその落語家に興味を持って、ちゃんとその落語を聞くことにした。

※※※※※※※※※※※※【 お話し 】※※※※※※※※※※※※

それは、使用人を何人も使っているような、大きなお屋敷に嫁いでしまったお嫁さんの
話だった。たぶん見合いで、好きでもないのに嫁いでしまったお屋敷のご主人は、口うる
さくて、ことに家の中に関してのチェックが厳しくて、帰宅するとあちこちものすごく
細かくチェックをしていくのだ。そして使用人達と奥さんを厳しく叱る。実はその家の
使用人達はみ〜んな行動が遅くてなかなか本日中にしなければならないことを終える
ことができないのだ。それで、仕方なく奥さんががんばって色々やるんだけど、
なにしろ大きな家なもんで、がんばっても、がんばってもやりきれないのだ。
そんな事情を知りもしない旦那さんは、あんまりにもそれが毎日、毎日つづくもの
だから、その奥さん、耐えられなくなって、里に帰って両親にその事情を話して、
「もうあの家の嫁を勤めることができません」と泣いて許しをこう。母親はたまり
かねて、「もうあの家に帰らなくてもいい」と言ってしまうが、父親は「あの家に戻
りなさい」という。しかし、娘を叱るどころか、

コレがまたうまく諭すわけなんです。
「お前はあの家の女将さんだけれど、一人であの家を任されているわけではない。
たくさんの使用人達がいるだろう。(ハサミは使いようという言葉があるように)
使用人達をうまく使って協力して家をよくしていきなさい。」
そう、一人でがんばるんじゃなく、使用人達をちゃんと信じて工夫して協力して
いけば、なんとかなるんだよ。というようなことを話してくれたのだ。おろかな
親だったら、情が先に立っちゃって、「実家に戻ってきなさい!」なーんていっちゃ
いそうだけど、本当はこんなアドバイスをしてもらえれば、なんだかできそうな
気がしてくるじゃない。
それで、その奥さんがんばりました。使用人さん達をうまく使って、何一つ落ち
度なく整えてから夕方ご主人の帰りを待つことができるようになったんです。
それで、そのダンナの反応の可笑しいったらなかった(笑)。いつものように、一つ
一つに難癖つけようと一つ一つチェックして廻るんだけど、一つとして文句の言え
る落ち度はなくてだんだんあせってくるのね。そして最後に一言。
「オレの怒るところがなくなっちゃったじゃないか!」

笑った笑った!あの腹の立つダンナをギャフンと言わせることができたというの
が、すっごく痛快だった。可笑しくて可笑しくて大声で笑っちゃった!(今まで
気がなかったのなんか忘れてるよ^^;)それで、それからね・・・・。

ふいに涙が出てきて、おんおん泣いた。なんでこんなに涙が出るんだろうとオド
ロクほど泣いた。泣いて、泣いて・・・・。

泣きやんだ時、気が付いた。
「そうだ、私もずっと(あの女将さんと)同じように戦って来たんだ」
色んな本を読んで、色んな勉強をして、実父のこと、舅とのこと、夫とのことを克
服してきたつもりだった。 心は既に解決している。と思っていた。でも、そうじゃ
なかったんだ。まだ戦っていたんだ。だから、たまにその心に秘めた怒りが蓄積し
てどっと疲れたりしていたんだ。
その時、はっきりと分かった。ビックリしたけど、腑に落ちたカンジだった。

そして、この落語を聞いて、そして思いっきり泣いたことで、今までためていた毒
を全部流したようにすっきりとした自分に気が付いた。

スゴイ、びっくりした。しかも、怒りの対象である夫が何気なく点けていったTV
で、こんなことに気が付くなんて、人生って本当に面白いよね。
posted by: いすみつかさ | スピリチュアルライフ | 03:49 | comments(2) | trackbacks(0) |